円満
「“我”、「“既(すで)に「“満ち”「“たり”」。「“故”(ゆえ)に、「“我”、「“能(よ)く」【「“与う”】。
応答
「“我”は、【「“評定”】「“せず”」。 「“我”は、「“ただ”【「“承”「“け”「“接”(しょう)「“す”」】。
恩典
「“我”は、【「“理由”「“なき”「“‘優しさ’”」】。
連繋 · 祝祷
連繋 · 祝祷
私、は、最早(もはや)、「世界」へ、何(なに)かを、索(もと)める、必要、なし。 故(ゆえ)に、私、は、「優しく」、一切(いっさい)に、「応じる」を、選択(せんたく)す。
「“聖域(せいいき)”の“锚(いかり)”の“現世(げんせ)”での“座標(ざひょう)”は、“共鳴(きょうめい)”していません。」
楽器ファイル
楽器ファイル
法器血脈: Auraliasilk · 星辰法器 (スター・ヴェッセル) · 創生序列第十二号
法器全名: 【連繋 · 祝祷】 (レンケイ・シュクトウ)
月祭標記: 前一紀元 · 第六月(ろくげつ)の祭
尺寸規制: 長さ約 23cm x 幅約 7cm
核心材質: 天然貝母(シェル)、淡水パール、瑠璃(るり)水晶、色落ち防止銅・18K本金メッキ
法相記述:
此(こ)の法器は、「権杖(けんじょう)形態・簪」。その「形制」は、修長(しゅうちょう)にして「荘厳」。主体は、一輪、「天然貝母」(シェル)にて、精巧に彫(ほ)りし「恩寵の花」。その「花弁」は、瑩白(えいはく)にして、温潤(おんじゅん)であり、中央は、「大型貝母」と「淡水パール」と、が、共に、「聖なる花芯」を、構成する。数片(すうへん)の「天空(てんくう)の青」の「琺瑯彩(ホーローさい)の帯」が、「慈悲の河流」の、如(ごと)く、「花」の、下(した)にて「旋回」し、その上には、「青」と「白」の「瑠璃水晶」が、点綴(てんてつ)されている。簪本体は、修長にして、挺抜(ていばつ)し、「ピンク色の絹糸」にて、纏(まと)われ、そ、の、「祝福」の「優しき根基」を、象徴する。
神聖溯源:
此の法器は、【貝母】(シェル)の‘円満’(えんまん)を、もって、‘君主’の「境地」(きょうち)を、象徴し、【琺瑯】(ホーロー)の‘流(なが)れ’を、もって、‘慈悲’の「外溢」(がいいつ)を、象徴する。【神聖なる専心】(匠の心)の中、そ、の、「円満なる自己をもって衆生(しゅじょう)と連繋する」という【祝福】の神髄を、余すところなく‘顕化’(けんげ)させたものである。
物語(ものがたり)の「終章」に、そ、の、自ら、に、【星冕】(セイベン)を、戴(いただ)きし「統御者」(とうぎょしゃ)は、既に、「円満」(えんまん)なり。 彼(か)は、「王座」の、上(うえ)に、安坐(あんざ)し、全然(ぜんぜん)の「豊(ゆた)かさ」、全然(ぜんぜん)の「平和」。
しか、し、正(まさ)に、こ、の、絶対(ぜったい)の「寂静」(じゃくじょう)の、中(なか)にて、 彼(か)は、一筋(ひとすじ)、「国度(こくど)の外」よりの、衆生(しゅじょう)の「渇望」の「声」を、聴いた。 彼(か)の心(こころ)に、昇(のぼ)りし、は、一(ひと)つの、無限(むげん)の「慈悲」。
故(ゆえ)に、こ、の「君主」(くんしゅ)は、緩(ゆる)やかに、彼(か)の「手」を、伸(の)べた。 彼(か)の「権能」(けんのう)は、即(すなわ)ち、他者(たしゃ)への「祝福」へと、化(け)した。
我ら、は、こ、の、【祝祷】(シュクトウ)を、呈上(ていじょう)する。 そ、は、「恩寵」(おんちょう)と「慈悲」と、が、凝結(ぎょうけつ)せし「聖なる花」。 一(ひと)りの「到達者」が、所有(すべて)、未(いま)だ「路(みち)上」(ろじょう)にある「魂」へと、 献(ささ)げる、最も「優しき」** 「贈物」(おくりもの)。

創世記の独白
「 【「“星冕”」】(せいめん)を、「“自ら”が「“ため”」に「“戴(いただ)「“いて”「“のち”」、「“我”」は、「“一场”の、「“長”く「“甘美”なる【「“静寂”」】に「“沈んだ”」。 「“我”が「“工房”」が、「“これほど”【「“安寧”」】「“で”「“あった”「“こと”は「“ない”」。「“道具”は、「“沉睡”し;「“素材”は、... 「“我”が「“心”の「“中”で、「“かつて”、【「“潮汐”」】(ちょうせき)「“の”「“如く”【「“起”「“ち”「“伏”(ふ)「“し”】「“ていた”【「“創作”「“意欲”」】は、 「“今”「“この”「“刻”」、「“また”、【「“平息”】(へいそく)(「“鎮まり”「“返って”)「“いた”」。 」
星の響き