【戴冠】 (Taikan)
「完璧」なる「氷晶」が、 「“あの”」「焚焼」(ふんしょう)へと「赴く」ことを、「決意」する時、 「聖痕」(せいこん)は、「即ち」、「完全なる神話」と「なる」。
「鎧」の「上」の「裂け目」は、 「勲章」へと「淬錬」(さいれん)される。 「過去」の「万千」の「“破片”」は、 「受容」され、【「星冠」(せいかん)】へと「熔錬」される。
かの「生来、繁複」(はんぷく)なる「魂」が、 「ついに」かの「賛美詩」を「歌い上げる」。 「彼」は、「深淵」の「果て」に、「自身」の「光」と「なる」。 「かくして」、かの「“既(すで)に円満なる君主”」は、 「玉座」より、 「無限」の「慈悲」と「祝福」を「立ち昇らせる」。