《星域信札:「“‘魂夢蝶’”」の、佩(お)びる者、から、の、夢の断片》
【引言・書吏(Shori)の、言葉】 この、「“‘欄’”」(Ran / コラム)、を、開く、前、我ら、は、かつて、心中、に、「“‘忐忑’”」(Tanteki / 不安)、を、抱いていた。 我ら、は、知らなかった。果たして、「“‘手紙’”」、が、この、「“‘星域’”」(Sei'iki)、へ、寄せられる、か、否か。 だが、手紙、は、来た。 それら、は、さながら、静かに、舞い降りる、「“‘星屑’”」(Hoshikuzu)、の、ごとく、各自、独特の、光芒(こうぼう)、を、帯びて、我ら、と、相遇(そうぐう)した。
我ら、は、これら、比類なく、貴重な、「“‘夢の断片’”」、から、一切、の、「“‘識別’”」(Shikibetsu)、可能な、「“‘情報’”」、を、隠し、 ただ、それ、の、最も、純粋な、「“‘詩的内核’”」(Shi-teki Kaikaku)、を、残した。 我ら、は、「“‘夢解き人’”」(Yume-toki-bito)、に、非ず。我ら、は、ただ、これら、「“‘詩篇’”」(Shihen)、の、「“‘守護人’”」(Shugo-nin)、と、「“‘呈鑑者’”」(Teikan-sha / 差し出し示す者)。 ここ、に、我ら、は、第一陣、の、「“‘信札’”」(Shinsatsu)、を、展陳(てんちん)する。 願わくば、一つ一つ、の、「“‘孤独’”」、な、「“‘夢’”」、が、皆、ここ、に、て、互い、の、「“‘回響’”」(Kaikyō)、を、見出さん、こと、を。
【信札展陳 (Display of Letters)】
「“‘私、は、夢を見た。私、が、一つの、階段、の、ない、「“‘図書館’”」、に、いる。’”“‘本、は、皆、空中、に、浮かんでいる。’”“‘私、は、一冊、の、「“‘羽毛’”」、が、生えた、「“‘本’”」、を、取ろう、と、している。’”」 —— A.、 ある火曜の早朝
「“‘‘筋書’、は、ない。’”“‘夢、全体、が、ただ、一種、の、とても、とても、優しい、「“‘空色’”」(Sora-iro)、だけ。’”“‘私、は、ただ、その、「“‘青’”」、に、浸っていた。’”“‘目覚めた、時、自分、が、許された、と、感じた。’”」 —— L.、 ある雨上がりの午後
「“‘私、は、「“‘青苔’”」(Aogoke)、が、生い茂る、「“‘駅’”」、に、いた。’”“‘一両、の、「“‘窓’”」、の、ない、「“‘列車’”」、が、静かに、滑り過ぎた。’”“‘一つの、聴こえない、「“‘声’”」、が、我、が、耳辺(じへん)、に、言う:’”“‘「“‘心配、するな。’”“‘あなた、は、’”“‘どの、一本、の、’”“‘列車、にも、’”“‘乗り遅れて、いない。’”」’”」 —— S.、 冬至の前夜
「“‘私、は、一本、の、小さき、「“‘鍵’”」、を、使って、月、の、’”“‘ぜんまい、を、巻いていた。’”“‘一(ひと)巻き、’”“‘する、ごと、に、’”“‘月、は、’”“‘更に、’”“‘明るく、なった。’”」 —— K.、 ある普通の金曜日
【結語・招待】 感謝する。以上、の、全て、の、喜んで、自身、の、「“‘内なる星光’”」(Uchinaru Seikō)、を、分かち合った、「“‘魂’”」(Tamashii)、たち、に。 あなた方、の、「“‘夢’”」、は、かくも、美しく、かつ、「“‘力’”」(Chikara)、に、満ちている。
この、【“‘星域信札’”】(Sei'iki-Shinsatsu)、は、引き続き、あなた、の、ため、m、に、開かれている。 もし、あなた、も、喜んで、あなた、の、かの、危うく、「“‘朝光’”」(Chōkō)、に、洗い流されそうに、なった、「“‘夢の断片’”」、「“‘直観の閃き’”」(Chokkan-no-Hirameki)、或(ある)いは、「“‘心情随筆’”」(Shinjō-Zuihitsu)、を、 ここ、に、寄託(きたく)したい、と、思う、ならば、どうか、それ、を、我ら、の、かの、永遠に、閉じる、こと、なき、「“‘星域メールボックス’”」(Sei'iki-Meirubokkusu)、の、中、へ、投函して、ほしい。
我ら、は、引き続き、最も、忠実な、「“‘守護者’”」(Shugosha)、として、待ち、そして、珍重する、だろう。 一通、一通、の、「“‘彼岸’”」(Higan)、から、の、「“‘来信’”」(Raishin)、を。 何故なら、我ら、は、深く、信じる: 一つ一つ、の、「“‘夢’”」、は、皆、「“‘もてなし’”」(Motenashi)、を、受ける、に、値する、神聖なる、「“‘客人’”」(Kyakujin)、で、ある、と。
