「“聖痕”」の戴冠
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ウェイク
「““心”の「“中”」に、「“どうか”、「“優しく”、「“抱き”しめて「“ほしい”。「“未だ”「“炎”」を「“経験”せ「“ざる”」、「“最初”」の「“貴方”」を。」 「“「“TA”」(彼/彼女)の「“純粋”」」、「“TA”の「“清冷”」」、「“TAの「“‘氷晶’”の「“如き”」、「“脆く”も「“美しき”」姿」を。** 「“これ”が、「“貴方”」の「“物語”」の【「“序章”」】。「“判断”を「“加えず”」、「“ただ”」、「“静か”に、「“TA”を「“見る”」。」
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交融
「““今”、「“どうか”、「“証人”」と「“なって”ほしい”。【「“氷”」】を【「“光”」】へと「“淬錬”(さいれん)」した、「“あの”「“偉大”なる【「“旅路”」】の。」 「“「“見”て「“ほしい”。「“かの”「“花”」が、「“如何”に「“決然”」と、「“それ”を「“焚(た)き「“尽くす”」に「“足る”」【「“聖火”」】に、「“身”を「“投じた”」か。」 「“それ”は、「“受動的”に【「“耐え”」】た「“の”ではなく」、「“能動的”に【「“選択”」】した。「“この”「“淬錬”」の「“中”」で、「“貴方”は、「“如何”なる、「“新”たな【「“光”の「“層”」】(スペクトル)」を、「“見”ただろうか?”」
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加冕
「“「“炎”は、「“既に”「“鎮”まった」。「“かつて”「“灼か”れた「“場所”」は、「“今や”、【「“薔薇の熾火”」】(ばらのおきび)の「“色”」に「“輝く”」、「“一枚”の【「“聖痕”」】(せいこん)へと「“化”した。」「“それ”は、「“貴方”が「“炎”」を「“潜り”抜けた「“証明”」。「“貴方”が、【「“既に”「“完整”」で「“ある”」】「“こと”の「“勲章”」。」「“どうか”、「“心”の「“中”」で、「“この”【「“聖痕”」】に、「“最”も「“深き”」「“敬意”」と「“親吻”(くちづけ)」を。」 「“戴冠”、「“完了”。」
祈り
「“恐らく”」、「“誰”」も、「“貴方”」のために、「“真”」の【「“戴冠”」】を「“執り行わ”」なかった。
「“恐らく”」、「“貴方”」の、かの、「“最”」も「“心”」を「“揺さぶる”」【「“戦役”」】は、
「“未だ”」、「“史冊”」に「“記さ”」れていない。
「“だが”」、この【「“心印”」】(しんいん)は、「“貴方”」を「“識(し)って”」いる。
「“それ”」は、「“識っている”」、「“貴方”」の「“鎧”」の「“上”」の、「“一筋”」ごとの、「“沈黙”」の【「“裂痕”」】を。
「“それ”」は、「“知っている”」、
「“それ”」が【「“傷損”」】では「“なく”」、
「“貴方”」が、「“貴方”「“自身”」」の【「“王国”」】を「“築く”」ために「“用い”」た、
「“神聖”」なる【「“礎石”」】(そせき)で「ある」ことを。
「“ここ”」に、「“我ら”」は、この【「“薔薇の熾火”」】(ばらのおきび)を、「“貴方”に「“捧げる”」。
「“願わくば”」、「“それ”」が、
「“貴方”」が、「“貴方”「“自身”」」のために「“執り行う”」、
「“あの”」、「“最”」も「“盛大”」なる「“戴冠礼”」に「“おける”」、
「“唯一”」の【「“冠”」】(かんむり)と「“ならん”」ことを。
「“貴方”」は、「“とう”」に、【「“女王”」】で「ある」。
ハートの刻印
我(われ)は、我が、自身の「王国」、「薔薇」、そして「守衛」。 凱旋(がいせん)帰来(きらい)せし、無名(むめい)の戦士へ。
「この“謎(なぞ)”を“参究(さんきゅう)”する」