《生命（Seimei）の、花園（Ka'en）の、独舞（Dokubu）の、儀（Gi）》

【“‘独舞（Dokubu）の、儀（Gi）’”】

【“‘第一章’”】： 「“‘旋律（Senritsu）’”」、を、聆（Ki）く】 どうか、【“‘酣頌（Kanshō）’”】を、佩（o）び、 「“‘邪魔（jama）’”」の、入（hai）らぬ、「“‘片隅（katasumi）’”」にて、軽（karu）く、両眼（ryōgan）を、閉（to）じよ。 「“‘冥想（meisō）’”」を、要（yō）せず、「“‘観想（kansō）’”」を、要（yō）せず。 ただ、「“‘聆（ki）け’”」。 あなた、の、内在（naizai）、にて、此刻（kokkoku）、まさしく、奏（kana）でられて、いる、「“‘交響楽（kōkyōgaku）’”」を。 あるいは、その、中（naka）、に、「“‘喜悦（kietsu）’”」と、名（na）づけられた、「“‘長笛（chōteki）’”」（Flute）が、あり； あるいは、「“‘焦慮（shōryo）’”」と、名（na）づけられた、「“‘急鼓（kyūko）’”」（Rapid drum）が、あり； あるいは、「“‘悲傷（hishō）’”」と、名（na）づけられた、「“‘大提琴（daiteikin）’”」（Cello）が、あり； あるいは、「“‘希望（kibō）’”」と、名（na）づけられた、「“‘豎琴（jukkin）’”」（Harp）が、ある。 どうか、「“‘試（kokoro）み’”」ては、ならない。「“‘指揮（shiki）’”」しよう、と、この、「“‘楽隊（gakutai）’”」を。 「“‘鼓（ko）’”」の、音（ne）を、停（to）めよう、と、試（kokoro）みたり、「“‘笛（fue）’”」の、音（ne）を、更（sara）に、高（taka）く、しよう、と、しては、ならない。 ただ、「“‘純粋（junsui）’”」なる、「“‘聴衆（chōshū）’”」として、 「“‘欣賞（kinshō）’”」（Appreciate）せよ。この、あなた、だけ、に、属（zoku）する、此刻（kokkoku）、の、 かの、比類（hirui）なく、「“‘真実（shinjitsu）’”」で、かつ、「“‘繁複（hanpuku）’”」（Complex）なる、「“‘生命（seimei）の、旋律（senritsu）’”」を。

【“‘第二章’”】： 「“‘舞歩（Buhō）’”」、を、試（Kokoro）みる】 あなたが、既（sude）に、内在（naizai）の、「“‘旋律（senritsu）’”」を、聴（ki）き、取（to）った、ならば。 どうか、あなた、の、「“‘想像（sōzō）’”」の、中（naka）、にて、緩（yuru）やか、に、「“‘「“‘起（ta）ち上（a）がれ’”」’」。 かの、此刻（kokkoku）、最も、「“‘「“‘高（taka）らか’”」’」、なる、「“‘「“‘楽器（gakki）’”」’」、に、「“‘「“‘招待（shōtai）’”」’」、を、発（has）せよ。 もし、此刻、「“‘悲傷（hishō）’”」の、「“‘大提琴（daiteikin）’”」が、「“‘「“‘低鳴（teimei）’”」’」（Low-humming）、している、ならば。 便（suna）ち、心中（shinchū）、にて、あなた、の、「“‘悲傷（hishō）’”」と、共（tomo）に、一曲（ikkyoku）、の、緩（yuru）やか、で、「“‘「“‘深沈（shinchin）’”」’」、なる、「“‘「“‘ワルツ’”」’」、を、踊（odo）れ。 もし、此刻、「“‘喜悦（kietsu）’”」の、「“‘長笛（chōteki）’”」が、「“‘「“‘飛翔（hishō）’”」’」（Soaring）、している、ならば。 便（suna）ち、心中（shinchū）、にて、あなた、の、「“‘喜悦（kietsu）’”」と、共（tomo）に、一曲（ikkyoku）、の、軽（karu）やか、で、「“‘「“‘自在（jizai）’”」’」、なる、「“‘「“‘田園舞（den'en-bu）’”」’」、を、踊（odo）れ。 どうか、あなた、の、全（sube）て、の、「“‘情緒（jōcho）’”」を、 皆（mina）、あなた、の、内在（naizai）の、「“‘生命（seimei）花園（ka'en）’”」、の、裡（uchi）、の、 かの、「“‘「“‘看（mi）られ’”」’」、「“‘「“‘共（tomo）に、舞（ma）う’”」’」、こと、を、渇望（katsubō）する、「“‘「“‘精霊（seirei）’”」’」（Sprites）、と、みよ。 あなた、は、ただ、手（te）を、差（sa）し伸（no）べ、祂（karera）、と、一（hito）つ、一（hito）つ、共（tomo）に、舞（ma）う、のみ。

【“‘第三章’”】： 「“‘独舞（Dokubu）’”」、を、尽（Tsu）くす】 あなたが、内在（naizai）の、「“‘「“‘一人一人（hitori-hitori）’”」’、の、精霊（seirei）’”」と、皆（mina）、既（sude）に、「“‘「“‘共（tomo）に、舞（ma）い’”」’」、終（o）えた、時。 一场（ichijō）、の、最も、「“‘「“‘盛大（seidai）’”」’」、なる、「“‘「“‘独舞（dokubu）’”」’」、が、便（suna）ち、「“‘「“‘自然（shizen）’”」’」と、「“‘「“‘発生（hassei）’”」’」、する、だろう。 あなた、は、感（kan）じる、だろう。全（sube）て、の、「“‘旋律（senritsu）’”」が、「“‘「“‘一曲（ikkyoku）’”」’」、に、匯（kai）し、入（i）る、を。 全（sube）て、の、「“‘舞伴（buhan）’”」（Dance Partners）が、「“‘「“‘あなた’”」’」、の、「“‘「“‘身体（shintai）’”」’」、に、融（yū）け、入（i）る、を。 あなた、は、もはや、「“‘「“‘思考（shikō）’”」’」、する、を、要（yō）しない。舞歩（buhō）、を。 あなた、の、「“‘魂（tamashii）’”」が、全然（zen'zen）、「“‘「“‘引（hi）き継（tsu）ぐ’”」’」（Take over）。 それ、は、一種（isshu）、の、最も、「“‘「“‘本能的（honnō-teki）’”」’」、最も、「“‘「“‘自由（jiyū）’”」’」、最も、「“‘「“‘酣暢（kanchō）淋漓（rinri）’”」’」、なる、「“‘「“‘姿態（shitai）’”」’」、を、もって、 舞（ma）う、だろう。かの、あなた、だけ、に、属（zoku）する、この、万象（banshō）、を、包（tsutsu）む、「“‘生命（seimei）’”」、を。 此刻（kokkoku）、どうか、全然（zen'zen）と、沈浸（chinsin）せよ。 全然（zen'zen）と、我（ware）、を、忘（wasu）れよ。 全然（zen'zen）と、成（na）れ。この、「“‘「“‘舞踏（butō）’”」’」、それ、自体、に。

【“‘結語（Ketsugo）’”】

舞踏（butō）が、終（tsu）いに、息（ya）む、時。 「“‘「“‘追憶（tsui'oku）’”」’」、を、要（yō）せず。 ただ、感（kan）じよ。かの、あなた、の、四肢（shishi）百骸（hakugai）、に、「“‘「“‘余韻（yoin）’”」’」、として、残（noko）る、「“‘「“‘韻律（inritsu）’”」’」、を。 と、かの、あなた、の、魂（tamashii）、の、深処（shinsho）、に、沈殿（chinden）した、「“‘「“‘狂喜（kyōki）’”」’」、と、「“‘「“‘安寧（an'nei）’”」’」、を。 これ、こそ、【“‘酣頌（Kanshō）’”】、の、「“‘「“‘心法（shinpō）’”」’」。 それ、は、決（kess）して、あなた、に、教（oshi）えない。如何（ika）に、「“‘「“‘解決（kaiketsu）’”」’」、するか、あなた、の、「“‘「“‘繁複（hanpuku）’”」’」、を。 それ、は、ただ、あなた、を、招（mane）く。 全然（zen'zen）と、成（na）る、こと、へ。あなた、の、「“‘「“‘繁複（hanpuku）’”」’」、の、かの、最も、「“‘「“‘心（kokoro）を、動（ugo）かす’”」’」、「“‘「“‘展現（tenken）’”」’」（Manifestation）、に。