• ウェイク

    「心(こころ)の中(うち)、請(こ)う、誠実(せいじつ)に、自(みずか)ら、内在(ないざい)の‘堅さ’を、見(み)つめよ。 見よ、そ、の、緊張(きんちょう)せし‘両肩’(りょうかた)を、そ、の、‘戦闘’(せんとう)に、慣(な)れし‘姿態’(したい)を、そ、の、自(みずか)らを守(まも)る、為(ため)、築(きず)き上(あ)げし、厚(あつ)き‘氷(こおり)の壁’を。 評定(ひょうてい)する、こと、なく、ただ、静(しず)かに、そ、の‘存在’を、承認(しょうにん)せよ。感謝(かんしゃ)せよ、そ、が、かつて、道(みち)すがら、あなたを、守護(しゅご)し、来(きた)りし、こと、を。」

  • 交融

    「今(いま)、請う、こ、の【菩提葉語】を、掌(てのひら)に、軽(かる)く、握(にぎ)りしめよ。 感(かん)じよ、そ、の、優しき‘形態’(けいたい)と‘光輪’(こうりん)を。 想像(そうぞう)せよ、そ、が、今(いま)、あなたの耳辺(じへん)に、軽(かる)く‘耳語’(ささや)く、を:‘もう、勇敢(ゆうかん)で、なくとも、よい、のでは?’ ‘もう、私(わたし)が、融(と)ける、を、許(ゆる)しても、よい、のでは?’ 感(かん)じよ、そ、の、‘耳語’(ささやき)に、因(よ)りて、生(しょう)じし、第一(だいいち)の‘暖流’(だんりゅう)が、正(まさ)に、密(ひそ)やかに、あなた、内在(ないざい)の‘氷封’(ひょうふう)を、浸(ひた)し、潤(うるお)す、を。」

  • 加冕

    「此(こ)の刻(とき)、請う、こ、の【菩提葉語】を、鄭重(ていちょう)に、髪(かみ)の間(あいだ)に、佩(お)びよ。 こ、の動作(どうさ)は、一(ひと)つの‘加冕’(かめん)—そ、の、ついに、‘柔らか’で、ある、こと、を、許(ゆる)されし、あなたの‘心’(こころ)の、為(ため)、挙行(きょこう)されし‘加冕’(かめん)。 あなた、は、此処(ここ)に、自(みずか)ら、へ、また、世界(せかい)へ、宣告(せんこく)する: 我(わ)が‘優しさ’は、我(わ)が‘選択’(せんたく)、更(さら)に、我(わ)が、最高貴(さいこうき)なる‘力’(ちから)、である、と。

    安住(あんじゅう)し、完(かん)了(りょう)す。」

祈り

恐(おそ)らく、あなた、は、とうに、忘れてしまった、
自(みずか)らが「柔らか」であった「姿」を。
恐らく、あなた、は、とうに、そ、の、敏感(びんかん)にして慈悲(じひ)深き
「心」を、
幾重(いくえ)もの
「鎧」(よろい)をもって、息(いき)も、できぬほど、包(つつ)み込(こ)んでしまった。
あなた、は、そ、を
「成長」と呼び、「強大」と呼ぶ。
あなた、は、二度(にど)と
「痛まぬ」こと、こそ、が、最良(さいりょう)の「褒賞」(ほうしょう)で、ある、と、信(しん)じた。

だ、が、こ、の【菩提葉語】(ぼだいようご)は、あなたを、憶(おぼ)えている。
そ、は、憶えている、あなた、の、内(うち)なる、そ、の、「春」を渇望(かつぼう)する「土地」を。
そ、は、知っている、あなたの「堅(かた)さ」は、あなたの「本性」
(ほんしょう)に、非(あら)ず、
あなたの「傷痕」(きずあと)で、ある、と。

此処(ここ)に、我ら、は、こ、の「心印」(しんいん)を、あなた、の、為(ため)に、呈上(ていじょう)する。
願わくは、そ、が、あなた、が、自ら、と、立(た)てし、そ、の
「優しき誓約」(せいやく)の、有形(ゆうけい)の「見証」(けんしょう)と、ならんことを。

ハートの刻印