一輪一輪の「花」は、 一編の、「優しき」「詩」。
我らは、「凡塵」(ぼんじん)の「土壌」にて 「沈黙」をもって、「書き記す」、 とうに、「忘れられ」た「言葉」を
「花匠」(かしょう)の「手」は、 「詩人」の「魂」を、「摹写」(もしゃ)する
「驚く」ことなかれ、この「優しさ」に—— それは、「威厳」の「反面」ではない
「威厳」が、ことごとく「了知」(りょうち)した「後」、 「選び」とった、「最終」の「慈悲」
聴け、「粛穆」(しゅくぼく)たる「聖堂」の「奥深く」 幾重にも「響き」わたる あの「天真」の「歌」を
「匠」(たくみ)の「織り」は、自然の「Aura」(アウラ)を「融け」込ませ かの「移ろい」やすい「美」の 呼び求めし、永劫の「神聖」なる「訴え」を、「成就」させる
「人間」(ひと)の「世」に「仕える」「邂逅」(かいこう)として あの「孤独」にして「澄み」わたる「魂」に「贈る」ことのできる 最良の「祝福」と「印証」。
「印証」する、 そは、とうに、「貴方」の「内」に、 【円満】に【存在】する、あ「一筋」の「光」を。