夜の呼吸

「“蛍”」(ほたる)は、「“照らし”」た、「“風”」が、「“吹いて”」くる「“‘方角’”」を。

月下独酌

「“我”」は、「“‘杯’”(さかずき)」を「“挙げ”」、 「“飲み干す”」は、「“一片”」の、「“溶々”(ようよう)たる【「“月光”」】。

夢醒(ゆめざめ)の時

「“幾つか”」の【「“夢”」】は、「“‘目覚めた’”「“後”」に、 【「“証”」】(あかし)を「“残す”」。

「法器(ほうき)の“実相(じっそう)”へ」
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出離 · 夢隙之羽

出離 · 夢隙之羽

「そ、の、定格(ていかく)された、一刹那(いっせつな)の‘神遊’(しんゆう)。」

「“帰郷(ききょう)”への“誓願(せいがん)”」 $584.00 AUD
「“帰郷(ききょう)”への“誓願(せいがん)”」 「“誓願(せいがん)”は“絶対(ぜったい)”である」 $584.00 AUD
「“誓願(せいがん)”は“絶対(ぜったい)”である」 「この“誓願(せいがん)”は“円満(えんまん)”した」
「「“帰郷(ききょう)”への“誓願(せいがん)”」は、“全(すべ)て”の「“俗世(ぞくせい)”の“法理(ほうり)”」(税/関税)を“飲(の)み込(こ)み”、“内包(ないほう)”しています。」 配送料はチェックアウト時に計算されます。
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楽器ファイル

法器血脈: Auraliasilk · 星辰法器 (スター・ヴェッセル) · 創生序列第五号
法器全名: 【出離 · 夢隙之羽】 (シュツリ・ムゲキノハ)
月祭標記: 前一紀元 · 第八月(はちげつ)の祭
尺寸規制: 簪本体全長約 18cm、房(ふさ)垂れ長約 7cm
核心材質: 桑蚕絹(さんさんけん)、白蝶貝(しろちょうがい)、淡水パール、色落ち防止銅・18K本金メッキ

法相記述:
此の法器は、「蝶、月光に戯(たわむ)れる形態・簪」。主体は、一羽、「月桂」(げっけい)に、棲(す)む**「白蝶貝の蝴蝶」。蝶翼は、「天然白蝶貝」にて、彫琢(ちょうたく)され、流るる「月華」(げっか)の如き、煌(きら)めきを放つ。「月桂」の枝は、「金属」にて形作られ、その上には、「淡水パール」の化(け)したる「露珠」(つゆ)が、凝結(ぎょうけつ)している。「桑蚕絹」製の「花弁」が、「枝」の間より「垂れ落ち」「凝固」せし「月光」の如く、その下には、「真珠の流蘇」(タッセル)が、飾られ、佩(お)びる者の「歩み」に、随(したが)い、「軽やかに揺らめく」。

神聖溯源:
此の法器は、【絨花(じゅうか)】にてその‘夢’を塑(かたど)り、【蝶貝】にてその‘光’を凝(こ)らす。【神聖なる専心】(匠の心)の中、そ、の、「夢と覚醒の縫隙より、凝固せし月光を持ち帰る」という【神遊】の神髄を、余すところなく‘顕化’(けんげ)させたものである。

いつだって、そ、の、「瞬間」がある。 そ、の、夏(なつ)の夜(よ)、微(ほろ)酔い(よい)の「風」の中、月光、流るる「波光」(はこう)の中、 我ら、の、「魂」は、しばし、「体」(たい)を、離れ、片刻(へんこく)の「神遊」を、なす。

ほとんどの時、我ら、は、「夢」より「帰来」し、両手は空(むな)し。 だ、が、こ、の、度(たび)、そ、の、「神遊」へと、赴(おもむ)きし「魂」は、 竟(つい)に、「夢」と「覚醒」(めざめ)の「縫隙」(ほうげき)より、あなた、の、為(ため)、こ、の、「信物」(しんぶつ)を、持ち帰った。

あたかも、真(まこと)に、夢の中、一節(ひとふし)の、既に「凝固」せし「月光」を、折り取ったかのよう。 あたかも、真(まこと)に、一羽(いちわ)、「陶酔」の、余り、「飛び去る」を、忘れし「蝴蝶」を、捕獲(ほかく)したかのよう。

我ら、は、こ、の、簪(かんざし)を、そ、の、「夏夜(かや)の神遊」の、唯一(ゆいいつ)の「証拠」として、呈上(ていじょう)する。 我ら、に、思い起こさせる、そ、の、最も「貴重」なる「宝蔵」は、 これまで、ずっと、ただ、我ら、の、そ、の、誰にも届かぬ「夢境」の裡(うち)にのみ、ある、と。

「この“謎(なぞ)”を“参究(さんきゅう)”する」

創世記の独白

「“あれ”」は、「“如何”」なる【「“夏の夜”」】だったか。 「“私”」は、「“もう”」、「“憶えて”」いない。「“恐らく”」は、「“私”」が【「“窓辺”」】に「“寄り”」かかり、【「“月”」】を「“見て”」、【「“神”(こころ)「“奪われて”」】いたのか。「“恐らく”」は、「“私”」が、「“庭”」で【「“蛍”」】を「“追い”」、【「“我”を「“忘れて”」】いたのか。

聞く
  • “私”」の【「“夢”」】こそ、「“私”」が【「“到達”」】すべき、「“唯一”」の【「“故郷”】。

    「“神遊”」の儀 
  • 「““貴方”に、「“一片”(ひとひら)の【「“羽”」】を「“贈る”」。「“願わくば”、「“夜”ごと「“夜”ごとに、【「“飛翔”」】できる【「“夢”」】が「“あらん”ことを。”」

    「“入夢”」(にゅうむ)の儀 

星の響き